提供技術

当社の研究開発により生まれた技術をご紹介します。お客様の用途に応じて、その他の技術を提案させていただくことも可能です。

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MiZ(ミズ)新型電解槽

MiZ(ミズ)新型電解槽は、従来型の電解槽と同じで隔膜を挟んで陰極板と陽極板が向き合いますが、隔膜と陽極板が接触し、その陽極板が電解槽の外にむき出しの形で設置されています。そのため、電解槽に水を供給すると、隔膜と陽極板の接面も薄い水膜を張るような形で水が満たされますが、隔膜そのものが水を吸収・蓄水するので、外部に水を漏らさず陽極機能だけが発揮されます。

陰極室で水素を持続的に発生させることができるので、ほぼ中性の溶存水素水を作製することができます。従来のアルカリイオン整水器のように陽極室で酸性水を発生させることがないので、酸性水を捨て水として排水する必要がなく、省資源的です。

MiZ(ミズ)新型電解槽

非破壊的水素含有器

非破壊的水素含有器(点滴・静脈内注射による水素分子の投与)

非破壊的水素含有器は、点滴液、透析液、液状薬剤、臓器保存液など市販の生体適用液に水素分子をパッケージの外側から含有させる装置や器具です。厳格な品質管理が要求される生体適用液の製造工程を一切変更することなく、水素分子を製品に付加することができる利点があります。
この装置では、電解槽と水槽から構成される専用装置(非破壊水素含有器)を使います。点滴液、透析液、臓器保存液などの生体適用液(ポリエチレン製のバック)を専用装置が生成する水槽内の水素含有水に浸漬しますと、水槽内の水が電解槽と水槽を循環しつつ間歇的に電解されます。ポリエチレン製のバックは水素を透過させることができますので、飽和水素水に生体適用バッグを浸漬し放置することにより、水素を濃度平衡に達するまで無菌的に溶解させることが可能です。

非破壊的水素含有器

一方、当社では簡易型の使い捨てタイプの器具も開発しています。この器具はアルミバッグの中に水素発生剤とポリエチレン製のバッグを内蔵したタイプで、不織布に包まれた水素発生剤を少量の水で濡らし、ポリエチレン製のバッグとこの不織布をアルミバッグの中に入れ、真空処理をすれば、上記の非破壊水素含有装置の場合と同様に水素がポリエチレン製のバッグを通過して生体適用液(ポリエチレン製のバッグ)内に無菌的に溶解されます。

使い捨てタイプ非破壊的水素含有器

超飽和水素発生器具

超飽和水素発生器具(水素分子の飲用)

常温常圧下における水素分子の水への溶解度は1.6 ppm(1.6 mg/L)ですが、超飽和水素発生器具を用いることで、5 ~10 ppm(5~10 mg/L)程度の水素分子を飲料水に含有させることができるようになりました。
超飽和水素発生器具をペットボトルなどの飲料容器内に設置し、発生器具内の水素発生剤に水を加えます。下記の反応によりペットボトル内が加圧され、水素ガスが発生して飲料容器を撹拌することにより、超飽和濃度(5.0~10.0 ppm)の水素水を作製することができます。水素発生剤は食品添加物として許可された成分から構成されています。また、水素発生剤はペットボトル内の水と直接接触しないので、安全です。原則として飲料を選びませんので、水に限らず、茶やスポーツドリンクなど、その他多くに飲料に超飽和濃度の水素分子を含有させることができます。

超飽和水素発生器具

一方、当社では直接、飲料水中に添加するタイプの超飽和水素発生器具も開発しています。上記の器具の場合と同様にガス透過性フィルムに包まれた水素発生剤をペットボトルなどの飲料容器内に入れると、水素発生剤が外部の湿気により上記と同様な化学反応を起こし水素ガスを発生させます。時間の経過と共に発生した水素ガスによりペットボトル内が加圧され、水素発生終了後に飲料容器を撹拌することで、超飽和濃度(5.0~7.0 ppm)の水素水を作製することができます。

飲料水中に添加するタイプ超飽和水素発生器具

当社の高濃度水素水に対する考え方は添付文書に説明していますので、ご覧下さい。

水道直結式高濃度水素水生成機

特徴

毎分1~3 L、高濃度の水素水を即座に生成することが可能です。常温・常圧下における飽和濃度は1.6 ppm(1.6 mg/L)ですが、本機は内部構造を工夫することにより、最大 約2.0 ~ 2.4ppm(2.0~2.4 mg/L)の水素水を生成します。
アルカリ性の高濃度水素水も生成可能です。

・酸性水:本機は酸性水も生成可能ですが、酸性水は飲用には適していません(洗顔などにご利用いただけます)。酸性水モードの場合は生成中にブザーが鳴ることで告知します。

・電流強度:本機は電流の強度を上げることにより、水素濃度をアップさせることができます。

電流強度 1 2 3 4 ブースト
水素濃度
(目安)
0.7 ppm 0.8 ppm 1.0 ppm 1.2 ppm 2.0~2.4 ppm
流量 3.0 L/分 1.0 L/分

※ブーストモード:電流強度4のときにブーストモードをONにすることで電流が最大値となり、水素濃度が最大となります。

生体用水素ガス供給装置

生体用水素ガス供給装置(ガスによる水素分子の吸入)

水素ガス供給装置は、電解による水素発生を原理とするので、あらかじめ水素ガスを規定の濃度に希釈した大型の混合ガスボンベは必要とせず、陰極における水素発生時点から患者さんがガスを吸入するまでの全プロセスを、水素ガス濃度で爆発限界である10%未満に抑え、安全に供給できる利点があります。なお、当社では必要に応じて0~10%の水素ガス濃度が測定可能な水素ガスセンサーをご用意しています。
生体用水素ガス供給装置は、電解される原水が導入される電解室、隔膜および電極板から構成されます。陰極となる電極板から水素ガスが発生しますが、空気または希釈用ガスを直接、陰極又は陰極水面に送風しますので、電解時における陰極近くの水素ガス濃度を常に爆発下限濃度未満に維持することができます。水素ガスを空気または希釈用ガスで希釈して目的の濃度とする水素ガスを患者さんに供給することが可能です。本装置は独立した装置としても、また酸素濃縮器を組み込むアタッチメントとしても利用できます。

生体用水素ガス供給装置

溶存水素濃度測定試薬

白金コロイド触媒を存在させたメチレンブルー溶液(青色)を被検定水中に添加すると、水素分子の引き起こす還元反応によりメチレンブルー溶液が無色透明となる化学反応を利用しています。白金コロイド触媒を含むメチレンブルー溶液の呈色変化終点までの滴下量から、被検定水中の溶存水素濃度を簡易的に定量することができます。この測定方法の詳細は以下の論文に掲載されました。

Seo T, Kurokawa R, Sato B: Convenient method for determining the concentration of hydrogen in water: use of methylene blue with colloidal platinum. Med Gas Res, 2012, 2: 1

溶存水素濃度測定試薬